バイト日誌 EP2〜道案内〜

とうわけで、バイトを始めたわけなんですが、お店が観光地+駅の近く私鉄と乗り換え可能駅…ということもあり、何かと道を聞かれることが多かったんですよね。。
まぁ、それは良いとして、たま〜に、良くも悪くも変わった観光客が居ましたねぇ。。例えば…
観光客A(今の僕の年と同じくらいの女性で東北訛りが抜け切れてない感じの方):「あの〜。アマカシってどう行けばいいんですか?」
僕:「あ、アマカシ…?(そんなとこあったっけなぁ。。)」
観光客A:「あら、知らないの…?」
僕:「因みに、どんな字書きますか?」
観光客A「え〜っと、(廿日市と書いて…)こう書くんだけどね。。」
僕:「あぁ〜。"ハツカイチ"ですね。。」
観光客A:「あ、これハツカイチって読むの…?ごめんなさいねぇ。。」

…確かに、広島にも難読地名って結構あるなぁ。。
深川(ふかわ)とか、向洋(むかいなだ)とか、白島(はくしま…島と鳥を間違える方が多い)、井口(いのくち)、三次(みよし)、御調(みつぎ)、猿猴橋(えんこうばし)…あと、地域限定で横川(上信地方を中心とした関東地方の方は群馬の峠の釜めしのほうと読み違える…因みに"よこかわ"じゃなくて"よこがわ"です。惜しいけど)とか…。。

あとは、こんなのもありました…。。
観光客B(大阪のおばちゃん系):「あの〜。○○さんの家ってどこですか…?」
僕:「すいません、わかりません…<(_ _)>」
観光客B:「地図があるんだけど、どこかしら…?」
僕:「(最初から見せろよ…と思いつつ)あ、これなら、この道をまっすぐ行って…(以下略)」
観光客B:「どうもありがとう。」
約30分後…友人と思われる○○さん?を連れてきて…
観光客B:「さっきはありがとね。助かったわ。お礼といっちゃなんだけど、今度は客として来ました。」

…たま〜にこういう方が居てくれるのが嬉しいです。。たかが道案内、されど道案内…ですね。。因みに、この後、○○さんはリピーター化して、常連さんになりましたとさ。。

最後に…かなり困ってしまったのが…。。
客C(結構年輩の方で九州訛り系):「あの〜。南区行きたいんだけど、どう行けばいいの?」
僕:「南区…ですか?」
客C:「そそ。安佐南区じゃなくて、南区…」
僕:「(んなことわかっとるわ…と思いつつ)南区のどこですか?」
客C:「え〜っと、南区の…どこだっけ?」
とりあえず、南区の地名を知ってる限り言ってみたんですが…思い出す気配がなかったんで、どうしようかなぁ…と思いつつ…。。
僕:「因みに…ご旅行ですか?」
客C:「これ(…と言って18きっぷ見せられた)使って孫に会いに…。夕方まで帰ってこない(この時点で16時前)からその前にちょっと観光に…」
僕:「お孫さん、南区に住んでるんですか?」
客C:「先月引越してこっちに住んでるんだがね、困ったのぉ。。」
僕:「因みに、JRで行かれるんですか?」
客C:「(再度、切符見せられ)これでいくからのぉ…。」
僕:「だったら、広島駅じゃありませんか?南区のJRの駅はそこだけ(当時、同じ南区にある天神川駅はまだ未開業)のはずなんで…。」
客C:「そ、そうかい。色々手間かけてすまんのう…。」
僕:「いえいえ…。」
客C:「まだ時間も結構あることだし、何か食べていこうかのぅ…」

ってなわけで、結構手間かかったんですけど、その甲斐あった…って感じですね。。
あ、因みに方言部分は敢えて変換してます。。全くこの通りに話してたわけではありませんです。。
まぁ、普通は交番か駅で聞けよ…って感じなんでしょうけど、4割ぐらいの確率(お弁当始めてからは6割ぐらいに…)でそのまま何か飲食してくれる方も居るんで、止められませんねぇ。。

さて、次の話は…どうしようかなぁ。。